色んなレッスンを受けても上達できない、
検定を何度受けても合格できない、
コブや小回り、急斜面が苦手で克服できない、、etc…。
そんなあなたに、関東の技術選スキーヤー、
榎本茂樹と奥村和正が、
長年研究してきたスキー上達のための
メソッドを惜しみなく伝授します。

シーズンインってどうやって練習したらいいの!? ~あなたの今シーズンを左右する技術のベース作り~

2018.11.16 カテゴリ: メルマガ連動

いよいよ2018/19シーズン到来。
 
イエティ、狭山、軽井沢スキー場のオープンとともに
今シーズン初スキー、スノーボードの頼りがSNS上を
賑わせてきました。
 
今年は暖冬と言われていますが、
雪に恵まれたいいシーズンになることを祈るばかりです。
 
 
さて、そんなシーズンイン、

皆さんはどんなことを意識して滑っていますか?

 

いやいや、せっかく久々の雪の上、びゅーんと好き勝手に
滑らせてよ!

 

そんな声が聞こえてきそうですね。

 

しかし!
そんな「久々に」滑るシーズンインだからこそ、

昨シーズンの感覚を忘れかけてる今だからこそ!

 

新しい感覚や正しい感覚を植え付けるチャンスなんです!!

 

科学的にも人間は
新しい動作を身体が学習するよりも、
一度覚えた動作を修正する方が
より反復や訓練が必要となり、

悪い癖をしみつけてしまうことは、

ただでさえ時間的に限られたウィンターシーズンにおいては
相当なハンディキャップになってしまいます。

 

身体がまっさらな状態のシーズンインだからこそ
効率的に正しい技術ベースを身につける事ができ
その後の技術向上をスムーズにすることができるのです。

 

ここまで読んだ貴方、

 

おそらくさっきまでパラレルだった足元が
もうハの字になっていますねそうですねわかります。 

そう、基本練習といえば「ハの字」なんですが、

そもそもなんでハの字するかご存じですか??

 

 


ハの字の正体


何で初心者が安全に止まったり、スピードをコントロールする
ための技術であるハの字をすでにパラレルターンが出来る皆様がするのでしょうか?

 

簡単に言うと

ハの字=正しいターンポジション

だからです。

真下に向かって直滑降している状態から、
ハの字を開くとスキーが腰の下から出ることで
角付けが生まれます。

またそのスキーのトップ側は閉じテール側が外側に開く事で
スキーに「向き」がつき、スキーが身体の斜め前に来るため、
進む方向に対して除雪していくような力が生まれます。

このような雪面との圧のやりとりが生まれる事で
落下が止まるというのがハの字ブレーキのメカニズムです。

 

ではどうしてこれが正しいターンポジションになるのか。

 

平地で止まった状態で一度ハの字を開いた片方の脚をもう片方に
そろえてみましょう。
 
要は、ハの字のポジションを片側に作るとそれが正しいターンポジション
になるわけです。

 

ブレーキのように強い抵抗を生むポジション、
これは逆に言えば


「適切に抵抗を受け止めバランスをとれるポジション」

になるわけですね。

ただ一口にハの字ポジションといっても、
大きくブレーキの強いハの字だったり
テールが少し開いているだけのハの字だったり
その形は様々です。

これは出したいスピードやターン弧によって
つくるハの字の形は変わってくるとだけ
まずは理解しておいてください。

 


ターンの三大要素


 

皆さんはターンの三大要素という言葉を聞いたことがありますか?

 

「荷重・角付け・回旋」

というターンを形づくる三つの要素です。

ハの字のフォームはこれらを網羅した形と言えるのはわかるでしょうか。

 

ハの字はつくる大きさにもよりますが、
腰の下にあったスキーが多少なり腰の外側に出ます。

腰の下にあったときは当然平らに踏んでいたスキーいますが、
腰の外に出る分、自然と角付けが生まれます。
 
また、トップに対してテールを押し出す事により、
スキーに向きがつきます。

荷重というと、
押すというイメージをする方が多いかと思いますが
読んで字の如く、重さを荷せる。
つまり、真上に乗っているという事です。

股関節を曲げる事で、しっかりと雪面からの抵抗を
受け止めるハの字は当然バランスよく荷重出来ている
ポジションといえます。


ハの字を練習する真意


このように、ターンを正確に導くための三要素を含んだハの字の形
を繰り返し練習する事で

「正しいターン時の外脚のフォームやポジション」

が身につける事ができるわけですが、
ただ形を身につけるのでは、
ハの字のうま味をすべて吸い取ったとは言えません。

 

というのも形以上に、

「ハの字を作った外スキーとその上に乗っている身体を、どの方向に運ぶのか」

ということと

「ハの字形状を作る過程の脚の運動やそれにともなうスキー操作」

が実践のターン運動にこの要素を昇華する時に重要になるのです。

 

ハの字の連続ターンではすでに両側にターンポジションが準備された状態。

ですが、実際のパラレルターンでは、
腰の下でフラットにスキーを踏んでいる状態から正しいターンポジションを
導き出さなければいけません。
 
パラレルターンでのミスや、技術の差となって現れるのは
切り替え~次のターンポジションを作るまでです。

ここでどれだけ正確に運動出来るかで次のターンの質を左右し
大会や検定ではここが一つ大きなジャッジの分かれ道となっています。

 

つまり、結果として表れるハの字ポジションの善し悪しは
ハの字をつくる課程の運動の正確さにかかっていると言えるのです。

 

ここを見逃してただハの字を練習しても、実践のターンの質の向上には
繋がりません。

 

ここは是非とも練習のキモとして頭の隅に置いておいて下さい。

 

そんなこんなで、ハの字について、かなり掘り下げて解説してきましたが、
実はこの超完璧最強の練習方法とも思えるハの字にもいくつか落とし穴が
あるんですね。

その落とし穴をカバーする練習として存在するのが
御存知「横滑り」です!

 

次回はそんな横滑りについて解説したいと思います。

 

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