色んなレッスンを受けても上達できない、
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そんなあなたに、関東の技術選スキーヤー、
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シーズンインってどうやって練習したらいいの!? ~あなたの今シーズンを左右する技術のベース作り~#2

2018.12.01 カテゴリ: メルマガ連動

さて前回はハの字の基礎練習としてのメリットを
アツく語ってきましたが、

そんなハの字にも落とし穴があるんです。

 


ハの字の盲点


ハの字は、低速の中でもパラレルターンを前提とした
ターンポジションを確認できるツールとして
とても練習しやすい反面

両足を開きとても安定しているがゆえに
かなり雑なポジションでも滑れてしまう
という難点があります。

バランスが良い分、いかようにも上体を
おけてしまうんですね。
 
しかし、実際のパラレルターンにおいては
脚の幅は狭くなったり、遠心力との
兼ね合いの中で動いたりと、
不安定な要素の中で運動する事が
求められます。

そういった意味で連続パラレルターンを繋ぐ
中で常にスキーに対して良いポジションを
保ったり、その正確性を洗練させて行く
ということをハの字でやろうとなると

相当な意識や細かい部分まで感覚を
研ぎ澄ませないとこれは無理なんですね。

ハの字でのポジションをより
正確なモノとするために、ハの字のターンから
内脚をリフト(持ち上げる)して片足で滑る
ようなトレーニングがあるのはそのためなんですね。

 

でもいきなり片足ターンはハードルが高すぎますよね。

そこでよりポジションを洗練させるトレーニングとして
使えるのが、横滑りなんですね。

 

横滑りの必要性に関しては、以前記事を書いたので
細かいことはこちらを参考にしてみて下さい!

併せて読みたい:シーズンを左右するポジション作り

 


ハの字の盲点その2&横滑りのメリット


もう一つハの字の落とし穴があります。

それは、「ハの字はどこまで行ってもハの字」

ということです。

 

これは先ほどあげたような事にも繋がりますが。

ハの字でのポジションを練習する事で、
脚部を主体としたターンの基本動作を
身につけられますが、あくまで
外脚の動きしか練習出来ないという事です。

スキーは両脚同時操作ですが、
大きな問題点として、
外脚と内脚は同じ動きをしたらパラレルターンに
ならない、という事を理解しなければなりません。

つまり、
外脚と内脚は違う動きを同時に行わないといけないのです。

そして、その感覚をハの字では養う事が出来ないのです。


上達の過程における内足の重要性


外脚と内脚がどのように動いているかを言葉で表すと

外脚:屈曲、外転、内旋
内脚:屈曲、内転、外旋

1、屈曲
股関節を曲げて重さを乗せるという点では、
外脚も内脚も関節は曲げて使うのが
大前提になります。
 
しかし、外脚は遠心力に対して力を受け止める要素が
出る事、傾きをつけることによって、内脚がより
曲がらないと両スキーの真上に乗れない事から
内脚は外脚に対して曲げる量が多くなります。
これを「左右の脚の高低差」と表現したりします。

 

2,外転内転
いわゆるハの字(プルーク)姿勢と呼ばれるものは
両足のインエッジが立っている状態を指します。
脚を外側に広げる外転運動はインエッジの角付けを
引き起こします。
それに対して、内脚はアウトエッジ側を使うために
股関節は内転運動が必要になります。

 

3,内旋外旋
内旋とは身体の中心線に対して、爪先が内側を向いている、
腿が内側に捻られている状態を指します。
ハの字姿勢や外脚はほどよい内旋が起きることで身体に対し
迎え角ができ、たわみを作るための雪面からの抵抗を生んだり、
効率よく力を受け止める適度な外向傾を生みます。
 
これに対して内脚は身体の中心線に対して爪先や腿の前面が
外側を向く外旋という運動が必要になります。

 

特に内脚には内転、外旋の意識がないと、
いわゆるX脚になってしまったり、そうすることでポジションの乱れや
力を伝えるべき方向に食い違いが出るようになってしまうのです。
 
 
特に、小回りではこの内脚の動きを外脚の動きと合わせ
スムーズに正確に操作できる事が求められます。


これができないと小回り&コブはマジで死にます。

 

内脚が動かない=外脚の起動を邪魔する

という構図が生まれ、素早く滑らかなスキー操作が
不可能になってしまうのは何となく想像が付くのではないでしょうか

 

また、更に重要な要素として、
パラレルターンにおいて「外脚の動き⇒内脚の動き」に切り替える
場面が非常に重要になります。

外から外への荷重交換や、インエッジに対するアプローチしか知らない場合
切り替え動作において一番弊害が生まれるといっても過言ではありません。

ただでさえ不安定な切り替えの場面において、
谷足のインエッジを正確に外し、次のアウトエッジ側に
面を返して行けないと、スキーと重心を正確に素早く入れ替える
事ができないのです。

以上の事を踏まえ、
ハの字だけで無く、
両脚同時操作や、同側エッジを使う感覚を養える
横滑りトレーニングは上達において必要不可欠になってくるのです。

そして横滑りで得た両脚同時操作の感覚を持って、
ハの字でのエッジング感覚と繋がってくると
相乗効果により、更にターン中のバランスを洗練させる事が
できるでしょう!!

 

特にシーズンインにはしっかりと確認したい練習でも
ありますので、
このメルマガを呼んでいただいている
意識高い系スキーヤーの皆様もチャレンジして下さいね!

 

横滑りは、パラレルターンの動きを洗練させるために非常に
使い勝手の良いトレーニングになりますので
その意図や目的別の横滑り系トレーニングなどもご紹介できればと
思います!!

 

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