色んなレッスンを受けても上達できない、
検定を何度受けても合格できない、
コブや小回り、急斜面が苦手で克服できない、、etc…。
そんなあなたに、関東の技術選スキーヤー、
榎本茂樹と奥村和正が、
長年研究してきたスキー上達のための
メソッドを惜しみなく伝授します。

シリーズ~上級者のショートターンを考察する~③ショートターンの極意とかけまして、讃岐うどんと解きます。その心は?、、、コシ(腰)が命なんです。

2018.02.20 カテゴリ: SOSメソッド

第三回目となりました。
上級者のショートターンを考察するシリーズ。
 
 
誰もが憧れるいわゆる
「トップから弧を描くショートターン」
について分解して解説しています。
 
 
第一回目は「弧を描くとは何か?」
https://goo.gl/ASvV7i

 
第二回目は「弧を描くために必要な切り替えの方法」
https://goo.gl/wrxh2k

 
そして今回はそのために押さえておきたい
「腰」についてのお話です。
 
 
ポイントは二つ、それぞれ前回、前々回とからめて解説します。
 
 
まず大切なことは腰の【向き】です。
 
「腰も回した方がいい」というアドバイスがまさに
それです。
 
腰の向きをフォールライン方向に固定する意識が強すぎると
急ブレーキのようないわゆる「止めるエッジング」になってしまいます。
 
 
強くエッジングをしたり、カービングの感覚を養うために
急ブレーキを引き合いに出したりしますが、
 
 
小回りのエッジングであまりにもスキーに対して
横方向のエッジングが強すぎると、
反発をもらいすぎて、ミスに繋がります。
 
 
また腰を下に向けながらエッジングするので
スキーのテールを下方向に動かす操作になりやすく
第一回で触れたワイパーの起動になるばかりか
当然テンションが5時のタイミングに集中する
地獄的状況が想像出来るかと思います。
 
 
この状況、まさにゲスの極み、、、。
 
 
腰の向きをスキーの回転に合わせて付けていく事で
ターンの荷重を分散しつつ、スキーの進行方向に力を伝えやすくなるため
ターン後半に斜めに抜け出す、抜け出し角度を付け易くなるのです。
 
 
また、腰を止めて脚部を捻るより
みぞおち周辺を支点に腰から下を回旋させることで
動きの支点が高くなります。
 
すると、腰下で捻っていた時は自分の真下でスキーを捻って
いたイメージから
 
よりスキーが腰の外に出やすくなり、結果としてスキーの
たわみ成分が使いやすくなります。
 
 
前者が地球が自転しているイメージだとしたら
後者は、地球の周りを公転している月のイメージです。
 
 
これらも結果としてさらに「弧を描」きやすい使い方になると言えるでしょう。
 
 
こんなターンをされた日にゃジャッジもぐうの音も出ません!
 
 
さて、二つ目のポイントは
腰の【高さ】です。
 
 
小回りでは、大回りに比べ短い時間で
スキーに対しての操作を行うために
圧の強弱が起きやすく
 
少しのミスでポジションや荷重のタイミングにズレが生じ
それがまたさらなるミスを引き起こしてしまいます。
 
 
そのため、特に切り替え動作の正確性が求められるとともに
なるべく圧の強弱を起こすような運動を避けたいところ。
 
 
そのために大切なのが腰の高さをなるべく変えない意識です。
 
 
ただでさえエッジングの反発が起きやすい小回りで
上下動を多用しすぎてしまうと、
ターン前半に軽くなりすぎて雪面を捉えきれなかったり
結果として後半にエッジングが集中、
その結果またはねられて前半何も出来ない、、、
 
 
この状況まさに、、鬼畜の所業!!
 
 
こんな地獄的状況避けるに超したことはありません。
 
 
こんな小回りをジャッジの前でした日にゃあ、
そりゃもうひどい、鼻で笑われてしまう。
 
まさに鬼どもの宴!!!
 
 
恐ろしい、恐ろしすぎます。
 
 
絶対に腰の高さを変えてはいけません。

とにかく練習しましょう。
まずは股関節を切り替えに合わせて柔らかく使う感覚を
養いましょう。
 
バリエーショントレーニングをいくつか紹介します!
 
曲げ切り替え

 
 
ストック引きずりターン

 
 
この腰の高さを変えない意識ですが、
これが上達してくると、脚が柔らかく動くようになり
身体をスムーズに谷方向に運べるようになってきます。
 
 
そうすることで、前回紹介した腿を回旋させたり
切り替えの動作が全体的にしやすくなってくるんです。
 
 
これらがうまくかみ合ってくると、全体的に小回りの動きが
オートマチック化されてくるので、頑張って練習してみて下さい!!
 
 
そしてこれは補足ですが、腰の高さを変えない動きは
実はコブでの切り替えそのままなんです。
 
コブを有効活用することで、この意識がさらにわかりやすくなるので
是非参考にしてみて下さいね!!

 
 
そんなコブ集中キャンプを3月17,18日で
白馬さのさかで開催いたします!
詳細はコチラ↓↓
 
 
 
次回はこのシリーズ最終回。
テーマは「ストックワーク」です
お楽しみに(^_^)


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